ピアノが上達しない時に振り返ること5選
- 毎日練習しているにもかかわらず、上達を感じなくなった
- 自分の演奏がなんだかパッとしない
- いつも同じ箇所で間違う
誰もが通る道です。
今回は、上達しないときに振り返ってみること5選をご紹介します。
目次
【①曲の難易度は適切か?】
自分の実力に見合った曲を選択する事が上達の早道です。
簡単すぎる曲はレベルアップには物足りなく感じますし、難しすぎる曲は練習してもなかなか弾けるようにならないためモチベーションの低下にも繋がります。
曲が完成するまでにかける期間の目安としては
1ヶ月未満で完成する場合は実力に対し優しすぎる、
3、4ヶ月程度なら実力相応、
半年以上かかるようであれば、まだ挑戦するには早いかと思われます。
実は難しい曲に急いで取り掛かるよりは、段階を踏んでいったほうが早く弾けるようになります。
…とはいえ、憧れの曲はすぐにでも弾きたくなるのでしょうが😂
レッスンに通われている方は、師事されている先生にどんな曲を課題とするべきか、曲目を教えて頂いた方が良いでしょう。
【②練習量は?】
選曲に問題がなければ、質の良い練習が必要量できているかを振り返りましょう。
良い練習とは
「弾けない箇所の部分練習をする事💡」
多くの方が曲の最初から譜読みを始めると思います。したがって、曲の最初は弾けるが、後半になるにつれて弾けなくなっていく現象が起きます。
…それは良い練習とは言えませんね?
ピアノは自分の弱い所と向き合うもの。
時には苦手なフレーズを何百回も繰り返して弾き、それでも弾けない自分を直視しなければいけません。
でも安心して下さい。
皆さん難しい所、弾けない箇所は同じですから😌
プロのピアニストの方でも、苦戦する所、弾きづらい所は同じです。
要はそれを乗り越えてきたかどうか、単に経験値と練習量だけなのです。
【③片手練習をしているか?】
ありがちなのがこのパターン🥲
両手ばかり弾いていると、どんどん深みにはまっていきます。
私の利き手は右手ですが、どんなに鍛えても左手は利き手よりも動かしづらいです。
少しの差が、ピアノでは大きな差に繋がります。
左右のコントロールや音のバランスを取るためにも、片手練習は欠かさずに行いましょう。
【④スローテンポで弾いているか?】
特に初心者の方は憧れの曲を早く完成させたいというやる気が漲っています。
しかし、これが仇となるケース😂
速弾きはおすすめしません。
スローテンポでもミスがある、演奏の途中で止まってしまう場合には、まだテンポが早いです。
一曲弾ききれるテンポ設定を行いましょう。
「急がば回れ」ですね。
【⑤メンタルが安定しているか?】
楽器というのは正直で、自分のメンタル面によって音が変わります。(これ本当です💡)
例えば音楽試験が近い、コンクールの日が近いといった緊張感でも影響されます。
メンタルコントロールを行い、半身浴をしたり、普段から生活習慣を整えておきましょう。
「今日はなんだか調子が悪いな...」と感じたら、練習を切り上げて休憩を入れるのも良いでしょう。
いかがだったでしょうか?
分析を何度も繰り返し、ご自身の演奏を見直して、ぜひ素敵なピアノライフを♪