いつきのピアノ生活

ピアノに関することを思いつくままに。更新不定期です。

SK(シゲルカワイ)の試弾

 

SKを試弾してみた感想を書いていこうと思います💡

 

 

 

そもそもSK(シゲルカワイ)とは何か?

→KAWAIさんのピアノの中でもグレードの高いピアノのようです🎹

 

ピアノを作る過程で、響板の乾燥時間を人工ではなく天然乾燥にしたり(長時間かかるらしい)、

使用されている木材やハンマーが厳選されているなど

フルコンサートピアノに近づけるよう設計されています。

 

コンクール会場で使用されている王道ピアノメーカーの「スタインウェイ」は

演奏者の実力を如実に反映する楽器ですが、

SKはそれを倣っていて、かつKAWAIの持ち味の丸みあるまろやかな音を生み出したピアノといえるでしょう。

 

 

 

【試弾】

 

今回弾いたものはSK2とSK3です。

SK2(¥2,750,000+税)

https://www.kawai.jp/product/sk-2/

 

SK3(¥3,200,000+税)

https://www.kawai.jp/product/sk-3/

 

 

奥行きが8cmしか違わないのですが、これがまた響きが全然違う…!😳

 

SKシリーズは椅子に座って弾いた時に響きが弾き手にダイレクトに伝わってくる印象でした。

タッチは従来のモデルRXシリーズやGXシリーズに比べて軽く感じる設計になっています。

 

特にSK3になるとスタインウェイのタッチ感を彷彿させる仕様でした。

 

連打にもちゃんとついてきてくれて、演奏者が鳴らしたい音を敏感に感じ取ってくれます。

 

 

SKシリーズで特に良かったと思うのが低音部です。

 

ピアノの構造上、低音は太く長い弦が張られています。

メロディラインの高音はYAMAHAさんの方がキラキラした音で響きますが

低音は圧倒的にSKに分がありました🎹

 

ppでも響く音、ffならダイナミックで華やか、曲を盛り上げるに相応しい太さがあります。

 

 

また、ペダルも特徴があります。

フルコンサートピアノで搭載されているラウドハーフペダル機構がSKにはあります!

 

音をぼかして響かせたい、

ペダルをしっかり踏んでダイナミックな演奏にしたい

演奏者の表現の幅をさらに広げてくれます。

これはGXシリーズやYAMAHAのCXシリーズにはないのでありがたいですね👍

 

 

今回は、部屋に置くのでコンパクトサイズのSK2を購入しましたが、本格的に響きを楽しまれるならSK3おすすめです✨